川口市でお隣・知り合い同士の不動産売買をする際の注意点

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「信頼関係があるからこそ」専門家が必要な理由

川口市の司法書士が解説 ―
不動産の売買というと、不動産会社を通して行うもの、というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。川口市では、古くから住んでいる地域や住宅密集地も多く、「お隣の土地を譲ってもらう」「知り合いから直接家を買う」といった不動産の知人間売買が少なくありません。

一見すると、話が早く、費用も抑えられそうに思える知人間売買ですが、実はトラブルが起きやすい取引形態でもあります。本記事では、司法書士の立場から、知人間で不動産を売買する際の注意点を解説します。

「親しい関係」が油断につながる

知人間売買で最も多い問題は、「相手を信頼しているから大丈夫」という気持ちから、必要な手続きを省略してしまうことです。

・「信頼しているから大丈夫」と契約書を作らない
・条件を口約束で済ませてしまう
・登記を後回しにしてしまう
・代金の支払いや引き渡しの時期を曖昧にしてしまう
 
このような状態で取引を進めると、後になって「そんな話は聞いていない」「思っていた条件と違う」といった認識のズレが生じ、人間関係そのものが壊れてしまうこともあります。

【注意点①】売買価格は相場とかけ離れないこと

川口市では、再開発エリアと昔ながらの住宅地で価格差が大きいのが特徴です。
知人同士の場合、相場よりも安い価格で売買されることがあります。しかし、著しく低い価格設定は、税務上「贈与」と判断され、贈与税が課税されるリスクがあります。

売買価格は、
・不動産会社の簡易査定
・固定資産税評価額
・近隣の取引事例
など、客観的な根拠を基に決めることが重要です。価格に関しては、税理士等の指導を仰いだ方が安全です。

【注意点②】知人間でも売買契約書は必須

「知り合いだから契約書はいらない」という考えは非常に危険です。
不動産売買契約書には、最低限次の内容を明記します。
 
▼売買代金と支払方法
・引渡し時期
・固定資産税・都市計画税の清算
・境界・面積に関する取り決め
・契約不適合(不具合)があった場合の対応
契約書は、トラブルが起きた時の保険であり、同時にトラブルを防ぐための道具でもあります。

【注意点③】登記は代金支払いと同時に行う

不動産売買で最も重要なのが、所有権移転登記です。
「先にお金を支払って、登記は後日でいい」という進め方は非常に危険です。

川口市でも、
・先に代金を支払ってしまった
・登記を後回しにした
結果、トラブルになった相談が少なくありません。

司法書士が関与することで、
・売買代金の支払い
・必要書類の確認
・所有権移転登記の申請

を同時に行い、安全に取引を完了させることができます。

【注意点④】境界・越境問題は特に要注意

川口市の住宅地では、
・境界標がない
・ブロック塀や建物が越境している
・昔から曖昧なまま使っている

といったケースが多く見られます。

今は問題がなくても、
将来の相続
 
次の売却
の際に大きなトラブルになることがあります。

事前に状況を確認し、必要に応じて合意内容を書面化することが重要です。

【注意点⑤】抵当権が残っていないか確認

売主が以前に住宅ローンを利用している場合、
抵当権が残ったままになっていることがあります。

抵当権が残っている不動産は、そのままでは安全に購入できません。
抵当権抹消登記も、司法書士の重要な業務の一つです。

知人間売買こそ司法書士に相談すべき理由

司法書士が間に入ることで、

・感情的な対立を避けられる
・専門家の説明として冷静に条件整理ができる
・将来の相続や売却まで見据えた助言ができる

といったメリットがあります。

知人同士だからこそ、第三者の専門家を入れることが、双方を守る結果につながります。

川口市で不動産の知人間売買をご検討の方へ

川口市でのお隣・知り合い同士の不動産売買は、一見簡単に見えて、実は専門的な注意点が多くあります。不動産売買は、「信頼」だけで進めるものではありません。

大切なのは、信頼関係を壊さないための仕組みを整えることです。
不安な点がある場合は、早めに司法書士へご相談ください。
円滑で安心できる取引のサポートをいたします。

不安な点があれば、契約前・お金を動かす前に、司法書士へご相談ください。

地域の事情を理解した司法書士が、
安心・安全な不動産取引をサポートいたします。